シンママになって考えた お家事情② <とりあえず見てみる>
実家を出る決断をしたものの、賃貸で条件に合う良いところがなかなか無く、そんな中、突然出た購入という選択肢。
実家で家族に相談してみると
「えぇー?そもそもお金あるの?」
「仕事だって、これからだっていうのに、銀行がローンを貸してくれるの?」
「ローンを組むってことは、毎月ちゃんと返さないといけないよ。大丈夫?」
と、当然の反応。
ですよねぇ。と思いながらも、、、
賃貸だとしても、毎月お金を支払わないといけないのは同じ。
同じ金額出したとして、購入の方が条件の良い住居に住める。
というのが魅力でした。
あと、私にとって、もう一つ魅力だったのが、団信でした。
団信って?
住宅ローンの債務者が返済期間中に死亡または高度障害状態になったときなどに、その保険金で住宅ローンの残高が完済される保険のこと、だそうです。
フラット35など、団信に加入しなくても借りられる住宅ローンもあるようですが、多くの場合は団信に加入しなくてはならないようです。
にこママは、シングルマザー。もし、私が死ぬようなことがあった場合、こどもが大人になるまでにかかる費用は残しておきたいと思っていました。
住み慣れた家をそのまま残すことができる。お金を残すことも大事だけど、家がそのまま残れば、そこに住み続けても良し、売ってお金に換えても良し。選択肢をこどもに残してあげられるな、と考えたのです。
とりあえず見てみよう!
そう思い、立地条件に合う中古マンションをいくつか見学へ行くことにしました。
住宅検索サイトを色々物色し、気になった物件は不動産屋さんへ連絡し内覧をお願いする、そんなことをやりました。
お世話になった不動産屋さんは、4件。見学した物件は5件でした。
不動産屋さんは、色々でした。
すごく親身になってくれるところもあれば、最初から事務的な対応のところもあり。
親切なところは、見学した物件以外にも、私の今の状況を聞いて条件に合う物件を色々と探して下さって、後日メールで紹介をして下さいました。
どこの不動産屋さんにも確認したことは、ローンのことです。
・転職して期間が短くてもローンは組むことができるのか?
・国家資格を持っている医療職なので、”経験年数”で判定してもらえるのか?
これについて聞きました。
すると、いずれの不動産屋さんも、多くの場合は経験年数で判定してもらえると思う、にこママの場合なら転職して期間が短くてもイケるんじゃないか、ということでした。
気になるマンションは
見学した5件は、こんな感じでした。
①実家から近くのマンション。割と戸数が多く、エントランスなど共有部分はお金をかけている感じ。お部屋も5件の中でも一番、広くて良い造り。4~5人家族でも十分住めそう。ただ、物件価格も一番高い。リフォームにはあまりお金を掛けられなくなるが、元の部屋が良いので、簡単なリフォームで十分住めそう。
②実家から、車で10分位のマンション。若干、立地条件には外れる。
フルリノベーションしてあり、全部新品の状態。建物は築25年超えているが、共有部分もリフォームしてあり、綺麗。掃除も行き届いている。価格も手が届く範囲。賃貸物件を借りることを考えたら、この物件でも十分に良いと思う。
ただ、古い構造のためか?天井がやや低いことと、マンションの立っている土地が借地であることが気になった。借地は、築50年までの契約で、50年超えてからどうなるかは決まっていない。
③実家から、車で20分位のマンション。立地条件からは外れる。
物件価格が安く、部屋の広さ間取りなど、良いのでは?と思い内覧。
②の物件と築年数は同じ位であったが、建物自体のメンテナンスはあまりされていない様子。手入れもほとんどされておらず、空室が目立った。
この物件価格なら、自分でフルリノベーションもできるが、建物と立地に難あり。
④⑤購入を提案された不動産屋さん、販売のフルリノベーションマンション。
フルリノベーションマンションってどんな感じ?と思い内覧。
価格は、2件とも予算内。リノベーションとか、実際どうなの?と思っていたけれど、2件ともすごく良い!
古いマンションなので、間取りは古いタイプだったけど、うまく作り変えたり、弱点を利用して、今時っポイ作りになってる。
こんな感じで5件のマンションを見学しました。
この時点で自分の中では①か④⑤かな、と思いました。
②は、予算的には理想的で天井が低いことに目をつぶれば十分な環境だったんですが、土地が借地であることが、やっぱり気になりました。あと20年ちょっとで築50年になるわけで、その時に土地が無くなります~!じゃ困るなぁ、と思いました。
でも、フルリノベーションされていて、比較的価格が抑えられていたことを考えると、それを込みの値段だったのかもしれません。
マンションの内覧をして思ったことは、やっぱり分譲のものは、中古だとしても元々のモノが良いなぁ、ということ。セキュリティや管理の面を考えても、理想的。
子どもとの大切な生活、安心して暮らせる環境にしたい!
やっぱり、家を買おう!と決意しました。
決まったからには、お金をどうするか?
次回は住宅ローン編です!
シンママになって考えた お家事情① <賃貸 or 購入>
離婚した当時、実家で生活をしていました。
にこママと子ども、母、妹の四人で生活していましたが、これが色々と精神的に負担の元でした。
離婚し、大変だった私たちに住む家と、安定した生活を与えてくれた実家には感謝しています。
出戻った当初は、感謝と戻ったからには迷惑をかけられないという思いとで、頑張って生活していましたが、時が経つにつれ、実家家族と私たち親子の生活リズムが微妙に合わなかったり、生活習慣のズレ、ちょっとした不満が、少しずつ積み重なっていき、にこママ自身体調を崩すようになりました。
実家を出る?
生活の中で、家族間でストレスが溜まってくるようになると、「実家を出る?」という思いが湧いてきました。
出戻り当初から、離婚して子どもとの生活が安定したら、いずれ実家を出るつもりでいました。仕事はしており、安定した収入はあったものの、仕事と子育てによる疲労と実家暮らしからのストレスで、体調は悪く精神的にも参ってしまっており、安定していたか、というと、、、安定はしていませんでした。
結局、実家を出る決断をするのですが、これは私にとって良い決断になりました。
実家で暮らす色々なストレスも、ゴールがあると思えるだけで、色んなことが楽にような気がします。
家を探す
実家を出る決断をしましたが、、、悩んだのが家の条件でした。
結婚していた時には、戸建ての住宅に住んでおり、それなりに広さや設備の揃っている家に住んでいました。もし実家を出て、子どもと二人で暮らすにしても、子どもにはお母さんと二人暮らしになったら、狭くて古い家に住むことになって、悲しい思いをした。なんで想いはさせたくなかったのです。
これは、何というかにこママの意地みたいなものもあったかもしれません。当時のにこママは、離婚したけれど子どもには、貧しさとか侘しさとか、感じさせないように必死だったと思います。
それからは、物件紹介サイトで調べては連絡し、内覧をする日々。
↑物件サイトには、本当にお世話になりました。
中でもDOOR賃貸は、町域で検索できるのと、物件を表示した時に表が表示されるので、扱っている不動産屋さんの数が一目で分かるので、気に入って使ってました。
おススメ!
物件によっては、いくらか賃料を値引きしてもらえるものもあり、このまま契約してしまおうか、悩んだ物件もありました。
にこママが住んでいる地域でのことなので、全国一律ではないと思いますが、参考までに…
大体良いなと思う物件は
・古くても築15年くらいまで。それ以上に古いものは、リフォームしてある
・そこそこ古くても、光が入る物件は良く見える
・ある程度の広さがあると良い
・実家から近い条件は外せない
・上4点を満たす条件だと、月8万以上はかかる
こんな感じでした。
月に支払えるお金も限られて、賃貸で探すには、お金と家の条件の天秤でした。
それでも、、、貸りる?
安く済んでも月8万。うーん。。。どうしよう。
生活レベルを下げて、もっと安い所を探そうか。でも、子どもにはこれからの暮らしが楽しい!ってことを期待できる家に住まわせてあげたい。
そんな時、ある不動産屋さんで
「賃貸だけでなくて、購入も考えていらっしゃいますか?」
と聞かれたのです。
えっ!購入?!
いつか家を買えたらいいなぁ~、と思っていましたが、そんなに貯金は無いし、転職したばっかりだし、無理だろうと思っていたのです。
その担当者さんは「にこママさんの場合、医療系の専門職なので、転職していたとしても、同じ資格の仕事を続けておられれば、住宅ローンの審査ではその仕事を続けていると見なされて、審査が通ることが多いんです」とのこと。
「正直、今探していらっしゃる条件、賃料を考えると住宅ローンを払った方が安く済むかもしれません」
と。
なんとー?!?!?!家って、そんな簡単に買えるの?安いの?だって、私貯金無いよ?もう大混乱と興奮笑
担当者さんの説明はこうでした。
・にこママの場合は、資格を持っていて医療系ということもあり、転職直後であっても比較的ローン審査は通りやすい
・最近は、住宅ローンの金利はどんどん安くなっていて、自己資金0で借りるというケースが多い。
・新築にこだわらず、中古でも良いなら、条件に合うものがあると思う
・中古でリノベーションしたマンションなら、中は新築になるので、にこママの探している家の条件に合うかもしれない
新築と中古の間、、、?
リノベーションマンション。その考えは無く、目から鱗でした。
たしかに、賃貸アパートを借りるよりも、分譲マンションの方が古くても、建物の設備はしっかりしているかも、、、。
でも、買うって、賃貸よりも気軽じゃないし。買うなら資産価値?みたいなことも考えないといけないんじゃないの、、、?
担当者さんは
・分譲マンション自体の歴史が浅く、にこママの住む地域では古くても築50年くらい。50年過ぎると、マンション自体の建て替えや大がかりなリフォームなど、話が上がってくると思う。
・国内で、そこまで古いマンションを建て替えるとか、そういう前例がまだほとんど無いため、20年は安心して住めるように古くても築20年代くらいが良いかもしれない。
・戸建てを買ったとしても、築20年もするとリフォームしたり、もっと古くなると建て替えが必要になったりはするから、その辺はマンションも同じ。
・中古マンションの場合は、購入してすぐ売ったとしても、買値から大きく値段が下がることはまず無い。中古なら、10年後売ったとしても、半分の値段になってるということも考えにくい。戸建ての場合は、物件が古くなると物件に価値はあまりなくなるため、土地の価値で価格が左右される。
という説明でした。
担当者さんが、マンション購入のシュミレーションをして下さったのですが(その時の仮定の物件価格は忘れました汗)マンションの管理費を入れたとしても、賃貸を貸りるよりも安くなるー!!!
衝撃でした。
家、、、買っちゃう?
賃貸借りるよりも良い条件で家が見つかるかも。
それに購入にしたら、住宅ローンに団信がついているから、私に何かあっても、子どもに家を残せる。
今の私にはメリットばっかりじゃない??
えー。家買っちゃおうかなぁ。
そんな軽いノリで、中古マンション購入の選択肢が有力になったのです。
が、ここからが大変なのでした。
お家事情②へ続く
言語聴覚士的視点でおススメする まんまる育児
「まんまる育児」って知っていますか?
赤ちゃんを丸い姿勢を意識して育てるやり方です。
とこちゃんベルトを開発された、渡辺信子先生が提唱された育児方法なんですが、とってもおすすめ、良いこと尽くしなんです。
姿勢って、とっても大切なんです
にこママは、言語聴覚士という仕事柄、食事を食べる訓練やことば・発音の訓練を行います。
顔や口の動きがとても大切で、お口へのアプローチを日々模索しています。
例えば、上手に噛むことができない方には、しっかり噛むためには、口のどんな動きをトレーニングすれば良いか?舌を上げる練習なのか、口をしっかり閉じる練習なのか。舌を上げる練習と言っても、舌のどこを、どんな風に上げるのか、などなどなど…
ですが、顔やお口を上手に使うためには、顔やお口そのものをトレーニングすることと同じ位に「姿勢」や「呼吸」の状態がとても大切です。
体を建物だとすると、建物の基礎の部分が不安定だったり、壊れやすかったりすると、その上に乗る建築物はグラグラし不安定になると思います。
お口を上手に使う=首から上が上手に使えること、首から上を使うためには、その基礎となる体幹が安定していること。楽に呼吸ができ、体がリラックスしていることで、顔やお口を動かす力が発揮されます。
お口を育てるために、離乳食をいつから始めるか?どんなスプーンを使うか?気になると思います。でも、それより先に、姿勢を整えること、抱っこの仕方を気にしてみること、それがお口を育てることに繋がっていくとになります。
まんまる育児は育ちの土台を支えます
赤ちゃんはお腹にいる時、丸い姿勢でいます。その姿勢がポイントです。
丸い姿勢は赤ちゃんにとって、自然な格好、気持ち良い格好ということです。大人の背骨はS字カーブといって、湾曲しているのが自然な形ですが、赤ちゃんの背骨はCカーブと言って丸くなっているのが自然な形です。
赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本 (カリスマ助産師・トコちゃん先生の) [ 渡部信子 ] 価格:1,430円 |
この本には、そんな赤ちゃんの姿勢のこと、何が赤ちゃんにとっても普通で、気持ち良いことなのか?が書いてあります。
そして、一番おススメなこと!それは
赤ちゃんが良く寝てくれます!
赤ちゃんは、寝るのが仕事。と言うように、気持ち良くて快適な状態を作ってあげると、体はリラックスし、深く呼吸ができ、良く寝てくれるようになります。
これまで、少し専門的なお話を織り交ぜて書いてきましたが、何を隠そう、にこママは自分の子どもは「よく寝てくれる子でないと、私が大変!」「何か寝てくれる方法は無いか?!」と思ったことで、この本に出会いました。
出会いは、ちょっと邪でしたが笑、本当におススメです。
ただ、一つ気を付けていただきたいこともあります。
それは、赤ちゃんを丸くすれば良い!というだけでもないんです。大切なことは、赤ちゃんにとって、自然で気持ち良く快適な姿勢を作ってあげること。
専門的な言い方をするとアライメント(骨や関節の配列、並びのこと)が整っていることなんです。
もし、今まんまる育児に挑戦していて、 寝てくれない!丸くしているのに反り返る!とか、まんまる育児したのにお口ぽかーんになってる、歯並びが悪い、などなど。
やってみたけど、あれれ?という感想のお持ちの方は、丸くした時に首の角度はどう?(曲がりすぎていない?自然な位置にある?)背中が平らになってないなどなど、気にしてみてください。
寝る子を育てる
娘を妊娠中、とにかく考えていたがありました。
それは、よく寝てくれる子でないと困るということ!
にこママは、とにかく早起きが苦手。普段から8時間は寝ないと調子が出ないタイプで、休みの日は昼まで寝ることもしょっちゅうです。
そんな私なので、子どもが生まれたら寝てくれないと、マジで困る。どうしよう。と悩んだものです。
赤ちゃんは寝るのが仕事
内臓や神経、免疫などの体のしくみは、寝ている間に発達すると言われ、よく寝る子ほど、体がしっかり育ち、病気への抵抗力が強くなると考えられいます。
また、赤ちゃんは、生活の中で様々な情報を吸収し、学習していきます。脳の神経回路を広くネットワークし、脳からの指令(電気信号)が適切に、効率良く流れる様、交通整理されていきます。その”交通整理”は主に睡眠中にされていると考えられています。
ネントレ(ネンネトレーニング)のすすめ
当時、この本に出会いました。
赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング [ 清水悦子 ] 価格:1,100円 |
マンガでよくわかる赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド [ 清水悦子 ] 価格:1,210円 |
とにかく寝てくれないと困るという事情(ただ、寝るのが大好きなだけですが)と、子どもの発育のことを考えてもちゃんと寝てほしい私にとって、バイブルのような存在でした。
夜泣きをすると、おむつが気持ち悪い?部屋が暑い?お腹が空いた?など、色々考え、ついつい赤ちゃんに構ってしまうと思います。が、夜泣きをしたらすぐに抱っこをしない、寝言泣きかもしれない。という話は、目から鱗。でも、よく考えたら、赤ちゃんだって寝言くらい言うよなぁ。と思い納得でした。
お陰様で、娘は1歳になるころには、19時台に寝るようになり、とてもとても助かりました。
寝る前の明るさも大切
人は光の明るさや色で体のリズムを調整しています。
朝、明るく青白い光を浴びることで、交感神経優位になり体温や血圧、心拍が上がます。ようは、シャキッと起きる状態になるということです。
夕、太陽光はオレンジ色になり徐々に暗くなります。メラトニンという睡眠ホルモンが出て、副交感神経優位になり徐々に体がリラックス状態になって眠る準備をします。
体内時計と言いますが、その時計はどうやら光で時刻合わせをしているようなんです。
寝る1~2時間前には明るさは「20ルクス」程度が良いと言われています。
ちなみに、ろうそく1本で10~15ルクスです。
これを知った時、めっちゃ暗い!行燈(あんどん)くらいじゃん。と思いました
もしも、お子さんが寝なくて困っているという方、お部屋を暗くし、オレンジ色の明かりにしてみてはどうでしょうか?
寝てくれないから、ついついテレビやYouTube…めっちゃ分かります。
しかし、スマホのブルーライトは眠気ホルモンのメラトニンの分泌を抑制し、交感神経優位になり、脳が覚醒すると言われています。
寝ない→困った→スマホ見せる→脳が覚醒する→そりゃ寝ない
の悪循環に陥ってしまいます。
お子さんが寝なくて困っている方、夜は暗く過ごしてみてはいかがでしょう。
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