寝る子を育てる
娘を妊娠中、とにかく考えていたがありました。
それは、よく寝てくれる子でないと困るということ!
にこママは、とにかく早起きが苦手。普段から8時間は寝ないと調子が出ないタイプで、休みの日は昼まで寝ることもしょっちゅうです。
そんな私なので、子どもが生まれたら寝てくれないと、マジで困る。どうしよう。と悩んだものです。
赤ちゃんは寝るのが仕事
内臓や神経、免疫などの体のしくみは、寝ている間に発達すると言われ、よく寝る子ほど、体がしっかり育ち、病気への抵抗力が強くなると考えられいます。
また、赤ちゃんは、生活の中で様々な情報を吸収し、学習していきます。脳の神経回路を広くネットワークし、脳からの指令(電気信号)が適切に、効率良く流れる様、交通整理されていきます。その”交通整理”は主に睡眠中にされていると考えられています。
ネントレ(ネンネトレーニング)のすすめ
当時、この本に出会いました。
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マンガでよくわかる赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド [ 清水悦子 ] 価格:1,210円 |
とにかく寝てくれないと困るという事情(ただ、寝るのが大好きなだけですが)と、子どもの発育のことを考えてもちゃんと寝てほしい私にとって、バイブルのような存在でした。
夜泣きをすると、おむつが気持ち悪い?部屋が暑い?お腹が空いた?など、色々考え、ついつい赤ちゃんに構ってしまうと思います。が、夜泣きをしたらすぐに抱っこをしない、寝言泣きかもしれない。という話は、目から鱗。でも、よく考えたら、赤ちゃんだって寝言くらい言うよなぁ。と思い納得でした。
お陰様で、娘は1歳になるころには、19時台に寝るようになり、とてもとても助かりました。
寝る前の明るさも大切
人は光の明るさや色で体のリズムを調整しています。
朝、明るく青白い光を浴びることで、交感神経優位になり体温や血圧、心拍が上がます。ようは、シャキッと起きる状態になるということです。
夕、太陽光はオレンジ色になり徐々に暗くなります。メラトニンという睡眠ホルモンが出て、副交感神経優位になり徐々に体がリラックス状態になって眠る準備をします。
体内時計と言いますが、その時計はどうやら光で時刻合わせをしているようなんです。
寝る1~2時間前には明るさは「20ルクス」程度が良いと言われています。
ちなみに、ろうそく1本で10~15ルクスです。
これを知った時、めっちゃ暗い!行燈(あんどん)くらいじゃん。と思いました
もしも、お子さんが寝なくて困っているという方、お部屋を暗くし、オレンジ色の明かりにしてみてはどうでしょうか?
寝てくれないから、ついついテレビやYouTube…めっちゃ分かります。
しかし、スマホのブルーライトは眠気ホルモンのメラトニンの分泌を抑制し、交感神経優位になり、脳が覚醒すると言われています。
寝ない→困った→スマホ見せる→脳が覚醒する→そりゃ寝ない
の悪循環に陥ってしまいます。
お子さんが寝なくて困っている方、夜は暗く過ごしてみてはいかがでしょう。
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